はんだフィレット形状について

フィレットとは、はんだ付けでリードとランド間に出来るはんだの形状の事を指します。
これは表面実装、挿入実装でもよく使われる言葉で、この形が斜面のようになっているのが理想とされており、熱不足やはんだの量が多いと、いもはんだと呼ばれる、形状が球体のような形になり、結合状態が悪い不具合とされています。
またバックフィレットと呼ぶ場所もあり、表面実装の場合部品のリードの影にあたる部分を指し、挿入実装の場合、基板の部品側の方を指します。

ここでは左図の挿入実装におけるフィレット形状から見る傾向を記載します。
はんだ面フィレットの傾向としてピールバック機構の速度が遅ければ遅いほどフィレットの形状は薄く(低く)なり、速ければ速いほどフィレットの形状は高くなる傾向にあります。
また、その際の切り上げ角度も垂直に近い形で切り上げる方がより高いフィレット形状になります。

バックフィレットに関してはスルーホール性と同様に熱やフラックスに関係してくる要素になります。